2017-12-05 第195回国会 衆議院 法務委員会 第3号
あわせてお答えいたしますが、判事については、判事補から判事に任官する者、弁護士任官等により適切に充員ができるものというふうに見込んでおりまして、判事補についても、司法修習生からの採用などによって充員に努めているところでございます。 司法修習生の人数が減少しているものの、裁判所としては、できる限り判事補の充員に努めているところでございます。
あわせてお答えいたしますが、判事については、判事補から判事に任官する者、弁護士任官等により適切に充員ができるものというふうに見込んでおりまして、判事補についても、司法修習生からの採用などによって充員に努めているところでございます。 司法修習生の人数が減少しているものの、裁判所としては、できる限り判事補の充員に努めているところでございます。
その後でございますが、これを受けまして、平成十四年に閣議決定、司法制度改革推進計画という閣議決定がなされまして、そこにおきまして、まず第一に、判事補に裁判官の職務以外の多様な法律専門家としての経験を積ませる制度や、検事が一定期間国民の意識、感覚を学ぶことのできる場所で執務する制度を整備すること、それから二番目に、弁護士任官等を推進すること等が内容とされております。
この判事への任官は、しかしながら、弁護士任官等の制度がございますけれども、これがまだ今動き始めておるというところでございまして、これが今後更によく動くように努力をしたいというように思っているわけですが、当面の判事の給源としては、このほかに判事補からの任官者を考えなきゃいけない。しかも、現状ではそれがほとんどであるというような状況にございます。
こういう状況からいたしますと、職務権限に制約のない判事だけで七十五人の増員を図るということは、これは一つの理想ということでございますけれども、判事への任官は、弁護士任官等の制度はございますものの、判事補からの任官者が現実にほとんどを占めているという現状でございまして、この判事補及び司法修習生からの任官者の見込み等も踏まえまして、平成十八年度は判事四十人という数値を出しまして、これと判事補三十五人、新
これは、先ほど申しましたように、新任判事補の任命、あるいは判事補から判事への任命、判事の再任、弁護士任官等、下級裁判所の裁判官の任命行為すべてを含むものですから、これだけの人数になります。 そのうち、裁判官に指名するのに適当でないという答申がされました人数は四十一人でございまして、これは全答申の対象となった者の数の五・二%に当たるという状況になってございます。
○国務大臣(野沢太三君) 衆議院での御議論を踏まえてのお話と承りますが、司法制度改革審議会におきましては、法曹一元という言葉は多義的でございまして、この文言にとらわれることなく、二十一世紀の我が国の社会における司法を担う質の高い裁判官を確保する等の観点から、判事補に裁判官の職務以外の多様な経験を積ませる制度の整備、また弁護士任官等の進言等が提言されておるところでございます。
この言葉にとらわれるだけではなくて、要するに、国民が求める裁判官を得るための具体的方策について検討するとの方針をいただいておるわけでございまして、きょう私も持ってきておりますが、この審議会の御答申を生かす意味で、十三年六月十二日にまとめられた答申で、二十一世紀の我が国社会における司法を担う高い質の裁判官を安定的に確保する等の観点から、判事補に裁判官の職務以外の多様な経験を積ませる制度、あるいは弁護士任官等
また、審議会意見書では、「弁護士任官等の推進のために継続的に実効性のある措置を講じていくべきである。」としていますけれども、非常勤裁判官の職務範囲の拡大について今後どのように進めていくのか、政府の考え方をお示しください。 質問の第三点は、弁護士資格付与の特例を拡大しようとしている点についてです。
次に、弁護士任官等の推進のためのいわゆる非常勤裁判官の今後の職務範囲の拡大についてお尋ねがありました。 民事調停官、家事調停官の制度は、弁護士任官を推進させるために最高裁と日弁連が設置した弁護士任官等に関する協議会における協議結果を受け、弁護士任官等の推進にも資するものとして設けようとしているものです。
弁護士任官の推進につきましても、委員よく御存じだと思いますが、最高裁と日弁連との間で弁護士任官等に関する協議会を設置いたしまして弁護士任官を推進するための方策について協議を行っておりまして、昨年十二月に一定の具体的方策についての協議を取りまとめたということもございます。
○金築最高裁判所長官代理者 お話しのとおり、昨年十二月の七日に日弁連と最高裁の間で「弁護士任官等に関する協議の取りまとめ」という表題で文書をつくりまして、そういう合意をいたしました。 最高裁といたしましては、弁護士任官を積極的に推進していくための方策について合意に至りましたことは、まことに意義深いことだと考えております。
こういう原因、問題点が考えられるところでございますが、現在、日弁連との間で弁護士任官等に関する協議会を開催しているところでございまして、裁判所といたしましても、このような形で日弁連と連携を図るなどいたしつつ、積極的に弁護士任官の推進に向けて努力してまいりたいと思っております。
○最高裁判所長官代理者(金築誠志君) 最高裁と日弁連との間で、今お話にございましたように、弁護士任官等に関する協議会を設置いたしまして、本年の四月から月二回のペースで弁護士任官の推進に向けて精力的に協議を行っているところでございます。
このような一部の弁護士会の動きがあります中で、最高裁といたしましても、日弁連との間で、現在、先ほど申し上げました弁護士任官等に関する協議会におきまして弁護士任官を推進する具体的な検討を進めているところでございますので、こうした協議を通じまして、裁判官にふさわしい優秀な弁護士がより多く任官されるように、その促進のための方策について検討していきたいと考えております。
それからもう一つの、弁護士任官に関する協議の方でございますが、最高裁と日弁連で弁護士任官等に関する協議会を設置いたしまして、ことしの四月から月二回のペースで弁護士任官の推進に向けて精力的に協議を行っているところでございますが、協議会ではこれまで、弁護士任官の基準、手続等の問題について意見交換を行っておりまして、今後、弁護士任官の環境をより一層整備するという観点から、弁護士任官者の研修、配置のあり方等
○金築最高裁判所長官代理者 委員御承知のとおり、最高裁と日弁連との間で弁護士任官等に関する協議会を設けまして、ことしの四月から月二回ぐらいのペースで弁護士任官の推進に向けまして精力的に協議を行っているところでございまして、これまで弁護士任官の基準とか手続等の問題について意見交換を行ってまいりましたけれども、今後、弁護士任官者の研修とか配置のあり方、勤務条件等についても、さらに協議を進める予定になっております
○堀籠最高裁判所長官代理者 審議会の意見書にありますように、弁護士任官の推進は最高裁判所にとりましても重要な問題と考えておりまして、現在、日弁連との間で弁護士任官等に関する協議会を開催し、鋭意検討しているところでございまして、このような形で日弁連と連携を図るなどしつつ、積極的に弁護士任官推進に向けて方策を検討していきたいと考えているところでございます。
弁護士任官等を推進するため、最高裁判所と日本弁護士連合会が、一致協力し、恒常的な体制を整備して協議・連携を進めることにより、継続的に実効性のある措置を講じていくべきである。 こう結論づけております。